「第79回 アカデミー賞」 | こだわりの館blog版

「第79回 アカデミー賞」

本日のお題「アカデミー賞を憂う!」
全く深夜に怒りが爆発してしまったよ!
いい歳して!


楽しみにしていた「第79回アカデミー賞」
昨日はネットもyahoo!のトップページは極力見ることを避け
テレビもニュースになると目をそむけ、極力情報を入れず、
サラな状態で受賞を楽しもう、一緒にサプライズしようと
深夜になってしまったがやっとこさ録画していたものを鑑賞。
相変わらずwowowの放送は同時通訳が追い付かず、見辛いことこのうえなかったが
それでもアカデミー賞、早送りをしながら見続けて行った。


助演男優賞→アラン・アーキン 意外
助演女優賞→ジェニファー・ハドソン 納得


で、ズーッといって脚色賞でカチンときた。
「ディパーテッド」 …あれは脚色じゃないでしょ、コピー賞でしょ。
カチンときたからスピーチを見るのもすっ飛ばし、先へ進む。


主演女優賞→ヘレン・ミレン 華が今回は彼女ぐらいしかいないでしょ
主演男優賞→フォレスト・ウィテッカー これまた華がないから彼ぐらいしかいないでしょ

と、このへんになると「地味だなぁ」とだんだん見ていて憂鬱になってくる。
で、だんだん不安にもなってくる。
あまりにも華がないから、どこかで強引に【華】を持ってくるんじゃないか、と。
往々にしてアカデミー賞はこの出来レースが多い。


その不安は見事敵中!
監督賞でまたカチンときた。
マーティン・スコセッシ…受賞するのはいい。
名監督だ、今まで受賞してないのがおかしい。
だけど「ディパーテッド」 はないでしょ。
それに…そんなに喜ぶなよスコセッシ。
「俺はもっといい作品を撮ってきたのに!」ぐらい言ってほしかったよ。


で、またもや不安になってくる。
それも深い不安…まさか、まさか…ラスト
作品賞「ディパーテッド」 私は…キレた
あんな「インファナル・アフェア」をパクリを
その年のアメリカ映画の頂点に選ぶなんて、
アカデミー会員どうかしてる!
しかもアカデミー賞は全世界に放送してる!って自慢してるでしょ。
つまり全世界に「アメリカ映画は香港映画のリメイクを頂点に選びました!」
って自国の無知さをさらしてしまったわけでしょ。
本当、アカデミー会員が「インファナル・アフェア」をしっかり見ていたら
到底こういう結果にはならないはずですよ。
もっともナレーターが「ディパーテッド」 「日本映画のリメイク」と、のたまった時点で
自国の無知さを充分さらしてしまったんですけどね。


自分の国が一番!と思っていても、もう自分たちでは映画のアイデアすらも出せず、
人のをパクって「さすがいい映画」と自己満足にひたっている。
本当声を大にして言う、
アカデミー賞とアメリカ映画界を憂う!


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